皆さんこんにちは!
遊漁船皐月、更新担当の中西です。
第4回遊漁船雑学講座
釣果を上げる!魚群探知機の使い方と読み解き方
前回は遊漁船で狙う代表的な魚種とその釣り方ポイントをご紹介しました。
今回は、魚群探知機(ソナー)の基本的な操作方法と、海中の情報を読み解いて釣果につなげるコツを解説します!
目次
1. 魚群探知機の基本画面をチェック
◎ 深度と水温の表示
-
画面上部に表示される深度(水深)と水温は、魚のいるレンジを予測するための重要情報。
-
魚種によって好む水温帯や水深が異なるので、狙いたい魚のデータを事前に把握しておきましょう。
◎ 魚群マークの見分け方
-
濃い色や帯状に表示される反応ほど魚の群れが濃いことを示します。
-
点々と散らばる反応は小魚やベイト(エサ)層の可能性大。大物狙いなら、その下の反応を狙って仕掛けを投入!
2. 魚の群れを狙うポイント選定
◎ ボトム付近の反応
-
根魚(メバル・カサゴなど)は底付近に多く、ボトム反応を見つけたらゆっくりフォールで探るのが効果的。
-
根掛かり防止のため、根の形状をイメージしながらアプローチしましょう。
◎ 中層のベイト反応
-
アジやサバの群れは中層に出ることが多く、サビキやアジングの投入レンジを画面で確認しながら調整するとヒット率アップ。
-
ベイトの下に大型魚が潜むこともあるので、中層反応が出たら少し深めにも仕掛けを落としてみてください。
3. 船のスピードと探知機感度の調整
◎ トローリング時の速度管理
-
トローリング(ルアーを引きながらの釣り)では、魚群探知機の反応が見やすい速度(3~5ノット程度)が目安。
-
速すぎると反応が流れてしまい、遅すぎると広範囲を探せません。船長と相談しながら微調整を。
◎ 感度設定のポイント
-
感度が高すぎると海底のノイズが多く表示され、低すぎると小さな反応を見逃します。
-
まずは中感度でスタートし、反応の濃淡やノイズ量を見ながら上下させて最適なレベルを見つけましょう。
4. 探知機データを釣りに活かすコツ
◎ 反応と魚種の関連付け
-
魚群の大きさ・形状・位置(深度)から、ターゲット魚種を予測。
-
たとえば、大きな帯状反応はサバやイワシなど群れ魚、小さな散発的反応は根魚や単独行動の魚の可能性。
◎ 経路記録でポイント再現
-
GPS機能付き探知機なら、良い反応が出た航路を記録可能。
-
次回も同じポイントを狙えるので、釣果を積み重ねたい方はぜひ活用を!
まとめ
-
深度・水温を確認して、狙う魚のレンジを絞る
-
魚群マークの濃淡で群れの密度を読み取る
-
船速&感度を適切に調整して、反応をクリアに表示
-
反応パターンから魚種を予測し、仕掛け投入レンジを最適化
魚群探知機は使いこなすほどに釣果に差が出る頼もしい相棒です。
画面の情報をしっかり読み取り、遊漁船皐月での釣りをさらに楽しんでくださいね!
以上、第4回遊漁船雑学講座でした!
次回の第5回は「季節ごとのおすすめターゲットとその攻略法」をお届けします。お楽しみに!